カテゴリ: 本
「白仏」を読んで。
さて、辻仁成氏のブログ(日記)は毎日読んでいるが、小説は一冊も読んだことがなかった。それも如何なものかと思い、時間もあるし、恋愛小説でないものを選んで読んだ。良かった。読んで良かったと思う。小説の時代背景は私たちの近い先祖が体験した戦争中の話で、多様な考え方はあるが、戦争について、この考え方をする日本人は多いのではないかと思う。加害することの怖さ。主人公の稔は、シベリア出兵での出来事を一生後悔するし、新たな機関銃を開発しても、多くの敵兵の命を奪うことに怯える。優秀な兵器の開発によって、自国が勝利することに貢献するということよりも、縁もゆかりもない他人の命を奪うことに恐怖する。加害することによって、自分の精神や魂が蝕まれる恐怖。
小説の中で、「同じ人間ですばい。それに同じ島の人間です」という台詞がでてくるが、私たちは地球上に住む同じ人間で、同じ人間以外の何でもないのに、戦争の記憶を有した先祖も持っているというのに、なぜ戦争以外の道が選べないのかと思う。なぜ戦火は絶えないのかと思う。
今読んでおいてよかった本だと思います。
ワースト添加物。
いつもご訪問の皆様、ありがとうございます。
さて、「ちっ、食うものがねぇ」というのが、ここ2、3日の心境でございます。(お下品な言葉遣いですみません)いえね、たまには読書でもと思いまして「ワースト添加物 これだけは避けたい人気食品の見分け方 中戸川貢著」という本を読んでおりまして、そうしますと、これだけは避けたいって言いますか全部に入ってんじゃんかっていうね、駄目だ、食べるものがないぞ、という。いやホント恐ろしいです。私は白砂糖小麦に関しましては、そこまで目の敵にしていないんです。個人的な感覚として、砂糖は人工甘味料よりはいいんじゃないかな、と思っておりまして、しかし本当に日本人の能力というのは、抜きん出ていると思います。何故こんなに事細かに、食品添加物を作ったのかと恐怖にすら感じます。原材料表示なんて、呪文ですよ呪文。しかも字が小さいので老眼にはきつうございます。
この本に書かれています食品添加物を全て避けることは、不可能の域です。自分の体に合わない添加物を避けていくというかんじになりますね。腸が弱ければ腸に良くない添加物は避けるといったかんじで。しかし、毒舌系が好きな方には面白い読み物としても楽しめると思います。一文を紹介しておくと「アンパンマンラーメン(子供向け)これは大人が食べるにしても勇気が必要です」といったようなブラックユーモア的な書き方をしています。ちょっと吹きました。愛と勇気で食べちゃダメなやつだ。
さて、「ちっ、食うものがねぇ」というのが、ここ2、3日の心境でございます。(お下品な言葉遣いですみません)いえね、たまには読書でもと思いまして「ワースト添加物 これだけは避けたい人気食品の見分け方 中戸川貢著」という本を読んでおりまして、そうしますと、これだけは避けたいって言いますか全部に入ってんじゃんかっていうね、駄目だ、食べるものがないぞ、という。いやホント恐ろしいです。私は白砂糖小麦に関しましては、そこまで目の敵にしていないんです。個人的な感覚として、砂糖は人工甘味料よりはいいんじゃないかな、と思っておりまして、しかし本当に日本人の能力というのは、抜きん出ていると思います。何故こんなに事細かに、食品添加物を作ったのかと恐怖にすら感じます。原材料表示なんて、呪文ですよ呪文。しかも字が小さいので老眼にはきつうございます。
この本に書かれています食品添加物を全て避けることは、不可能の域です。自分の体に合わない添加物を避けていくというかんじになりますね。腸が弱ければ腸に良くない添加物は避けるといったかんじで。しかし、毒舌系が好きな方には面白い読み物としても楽しめると思います。一文を紹介しておくと「アンパンマンラーメン(子供向け)これは大人が食べるにしても勇気が必要です」といったようなブラックユーモア的な書き方をしています。ちょっと吹きました。愛と勇気で食べちゃダメなやつだ。
最近読んだ本。
「薬物依存症 清原和博著」
読みやすくて良かった。
読んでみて思ったのは、
依存性のあるモノは、危険ということを改めて思う。アルコール(お酒)も気をつけなくてはいけない。一般人は、薬物よりお酒の方が身近だ。
あとはフルスイングでやっていく、ということ。野球でも、人生でも。
あとは正直である、ということ。
人のことを騙してやろうとか、陥れてやろうとか、そういった厭らしいところがないのが、この人の人に好かれるところではないかと思った。
私は涙腺が弱いのだが、泣きながら一気に読んだ。
「立棺」
「田村隆一詩集」
若かりし頃、好きだった詩集。
とにかく、毎日ブログを書いてみようと思っているので、色んなネタを引っ張りだしてきています。
高校生ぐらいの頃に読んでました。
でも、難しくて好きな詩だけ読んでいました。その中から好きだったのが「立棺」という詩です。
今読んでも、何のことやらわからないのですが、詩とは感じるものだろうと思っています。
タイトルからお分かりかと思いますが、明るい詩ではありません。